「自社のホームページを作りたいが、デザインの決め方が分からない」「お洒落なサイトにしたいけど、成果に繋がる進め方が知りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。ホームページのデザインは企業の顔であり、ビジネス成果を大きく左右します。この記事では、Web制作のプロであるフロンティアエージェンシーが、失敗しないホームページデザインの決め方を5つのステップで徹底解説します。制作全体の流れを知りたい方は「ホームページ制作期間の目安とスケジュール」もご覧ください。
そもそもホームページのデザインはなぜ重要なのか

ホームページデザインの決め方を理解する前に、まずその重要性を把握しておきましょう。デザインは単なる「見た目」や「装飾」ではありません。ビジネスの成果を大きく左右する、極めて戦略的な要素です。ここでは、デザインがなぜ重要なのか、3つの側面から解説します。
企業の第一印象とブランドイメージを決定づける
人が第一印象を決めるのにかかる時間は、わずか数秒と言われています。これはオンラインの世界でも同様で、ユーザーがWebサイトにアクセスした瞬間に、その企業の第一印象はほぼ決まってしまいます。洗練されたデザインのサイトであれば「信頼できそう」「しっかりした会社だ」という印象を与え、逆にごちゃごちゃして古いデザインであれば「この会社、大丈夫かな」と不安を抱かせるかもしれません。
これらの要素は、ホームページデザインの決め方において最優先で考慮すべきポイントです。ホームページは「24時間365日働く営業担当」とも言えます。その営業担当の身だしなみ、つまりデザインが、企業のブランドイメージを直接的に形成し、訪問者の信頼を獲得するための最初の関門となるのです。デザインを通じて、企業が大切にしている価値観や姿勢を視覚的に伝えることができます。
ユーザーの使いやすさ(UX)が成果を左右する
どれほど美しいデザインでも、ユーザーが「使いにくい」と感じてしまえば意味がありません。例えば、「問い合わせボタンがどこにあるか分からない」「メニューが複雑で目的の情報にたどり着けない」といったサイトでは、ユーザーはすぐに離脱してしまうでしょう。
ユーザーがサイトを利用する上での体験全体を『UX(ユーザーエクスペリエンス)』と呼びます。優れたUXデザインは、ユーザーがストレスなく、直感的にサイトを操作できるように設計されています。情報が整理され、導線が分かりやすいサイトは、ユーザーの満足度を高め、結果として「問い合わせ」「資料請求」「購入」といったビジネスの成果(コンバージョン)に直結するのです。見た目の美しさ(UI:ユーザーインターフェース)と、使いやすさ(UX)の両立が、成果を出すホームページデザインの決め方の基本です。
競合他社との差別化を図る戦略的要素
多くの業界で、競合他社も同様にホームページを運用しています。その中で自社を選んでもらうためには、明確な差別化が必要です。製品やサービスの質はもちろん重要ですが、デザインもまた、強力な差別化要因となり得ます。
独自性のあるデザインは、訪問者に強い印象を残し、記憶に残りやすくなります。例えば、先進的な技術を持つ企業であればシャープでモダンなデザイン、顧客に寄り添う温かいサービスを提供する企業であれば、柔らかく親しみやすいデザインを採用することで、自社のポジショニングを視覚的に伝えることが可能です。競合サイトを分析し、自社ならではの魅力をデザインで表現することで、市場での競争優位性を築くことができます。
ホームページデザインを決める前に準備すべき3つのこと

効果的なホームページデザインは、いきなり作り始めるものではありません。建物を建てる前に設計図が必要なように、ホームページにも事前の「戦略設計」が不可欠です。この準備を怠ると、方向性がブレてしまい、時間もコストも無駄になりかねません。ここでは、デザインの決め方に入る前に必ず準備すべき3つの重要事項を解説します。
準備1:ホームページの目的と目標を明確にする
まず最初に、「何のためにホームページを作るのか(リニューアルするのか)」という根本的な目的を明確にしましょう。目的が曖昧なままでは、デザインの判断基準が定まりません。
目的の例としては、以下のようなものが挙げられます。
▼新規顧客の獲得: 問い合わせや資料請求を増やしたい
▼採用活動の強化: 企業の魅力を伝え、応募者数を増やしたい
▼ブランディング: 企業の認知度やイメージを向上させたい
▼情報提供: 既存顧客へのサポートや情報発信を充実させたい
目的が定まったら、それを測定可能な「目標(KGI/KPI)」に落とし込みます。
例えば、目的が「新規顧客の獲得」であれば、目標は「Webサイトからの問い合わせ件数を月間30件にする」「ホワイトペーパーのダウンロード数を月間100件にする」といった具体的な数値で設定します。
この目的と目標が、ホームページデザインの決め方における判断基準となります。「このデザインは、問い合わせを増やすという目標達成に貢献するか?」といった視点で、すべての判断を下せるようになります。目的設定について詳しくは「Webサイト要件定義の重要性」で解説しています
準備2:ターゲットユーザー(ペルソナ)を具体的に設定する
次に、「誰に情報を届けたいのか」というターゲットユーザーを具体的に設定します。万人受けするデザインを目指すと、結局誰の心にも響かない、特徴のないものが出来上がってしまいます。ターゲットを絞り込み、その人物像を深く理解することが、効果的なデザインへの近道です。
このターゲットユーザー像をより具体的にしたものが「ペルソナ」です。ペルソナとは、年齢、性別、職業、役職、ライフスタイル、価値観、抱えている悩みといった情報を盛り込んで作成する、架空のユーザー像を指します。ペルソナ設定は、効果的なホームページデザインの決め方に欠かせないステップです。
【BtoB企業のペルソナ設定例】
氏名: 佐藤 健太
年齢: 35歳
企業: 中堅製造業
役職: マーケティング部門 マネージャー
業務上の悩み: 新規リードの獲得数が伸び悩んでいる。
Webサイトからの問い合わせを増やしたいが、何から手をつければいいか分からない。
情報収集: 業界ニュースサイト、Webマーケティング関連のブログ、同業他社のサイトを参考にしている。
価値観: 導入事例や具体的なデータに基づいた、信頼できる情報を重視する。
このようにペルソナを具体的に設定することで、「佐藤さんなら、どんな情報を求めるだろうか」「佐藤さんが使いやすいと感じるデザインはどんなものだろうか」といった具体的な視点が生まれ、デザインの細部に至るまで、一貫した判断基準を持つことができます。
準備3:自社の強みと伝えたいメッセージを言語化する
ホームページの目的とターゲットが決まったら、次に「何を伝えるか」を明確にします。競合他社ではなく、自社が選ばれる理由、つまり「自社の独自の強み(USP:Unique Selling Proposition)」を言語化しましょう。
自社の強みを洗い出すためには、3C分析などのフレームワークを活用するのも有効です。
▼Customer(顧客・市場): ターゲットユーザーは何を求めているか
▼Competitor(競合): 競合他社は何を提供しているか、強み・弱みは何か
▼Company(自社): 自社の強み・弱みは何か
この3つの視点から分析し、「競合にはなくて、顧客が求めている、自社が提供できる価値」を見つけ出します。そして、その強みをターゲットに響く「伝えたいメッセージ」として簡潔にまとめます。メッセージの明確化は、戦略的なホームページデザインの決め方の土台となります。具体例を見てみましょう。
例えば、「当社の強みは、中小企業のDX化をワンストップで支援できる豊富な実績です」という強みがあったとします。これをペルソナである佐藤さんに向けたメッセージに変換すると、「専門知識がなくても安心。企画から開発・運用まで、あなたの会社のWebマーケティングを丸ごとサポートします」といった形になります。
この核となるメッセージが、ホームページ全体のデザインコンセプトやキャッチコピー、コンテンツの基盤となります。リニューアルを検討中の方は「ホームページリニューアルの必要性を判断」も参考にしてください。
【プロが実践】ホームページデザインの決め方 5つのステップ

事前の準備が整ったら、いよいよ具体的なデザインを決めていくステップに入ります。ここでは、私たちWeb制作のプロが実践している、ホームページデザインの決め方を5つのステップに分けて具体的に解説します。この手順に沿って進めることで、イメージのズレを防ぎ、戦略に基づいたデザインを実現できます。
ステップ1:デザインの方向性(トンマナ)を固める
最初のステップは、サイト全体の雰囲気や世界観を統一するためのルール、「トーン&マナー(トンマナ)」を固めることです。トンマナの設定は、ホームページデザインの決め方における最初の重要なステップです。これが定まっているとサイト全体に一貫性が生まれ、ブランドイメージがユーザーに伝わりやすくなります。
まずは、事前に準備した「目的」「ターゲット」「伝えたいメッセージ」から、デザインで表現したいイメージをキーワードとして複数洗い出してみましょう。
【デザインキーワードの例】
信頼感、誠実、プロフェッショナル、知的
先進的、未来的、シャープ、スタイリッシュ
高級感、上質、エレガント、伝統
親しみやすい、温かみ、ナチュラル、優しい
これらのキーワードの中から、最も自社のイメージに近いものを3~5個選び、デザインの軸とします。例えば、「信頼感」「プロフェッショナル」「先進的」を軸にするなら、配色は青やグレーを基調とし、フォントは可読性の高いゴシック体、レイアウトは余白を活かしたミニマルな構成、といった具体的なデザイン要素の方向性が見えてきます。このトンマナが、以降のステップすべての判断基準となります。
ステップ2:参考サイトを集めてイメージを具体化する
次に、ステップ1で固めたトンマナを、より具体的なビジュアルイメージに落とし込むために、参考となるWebサイトを集めます。頭の中にある漠然としたイメージを、実際のサイトを見ながら具体化していく重要な工程です。
参考サイトは、以下のような視点で探してみましょう。
▼競合他社のサイト: ターゲット層が同じであるため、デザインやコンテンツ構成が非常に参考になります。良い点、改善したい点を分析しましょう。
▼異業種のサイト: 自社とは異なる業界でも、トンマナが近いサイトや、UI/UXの優れたサイトはアイデアの宝庫です。
▼デザインギャラリーサイト: 国内外の優れたWebサイトがまとめられています。
眺めているだけでもインスピレーションが湧きます。
▼SANKOU!: 日本国内のクオリティの高いサイトが豊富に掲載されています。
▼Awwwards: 世界中のクリエイティブで革新的なサイトが集まるアワードサイトです。
サイトを集める際は、ただブックマークするだけでなく、「このサイトのヘッダーの動きが好き」「このサイトの配色がイメージに近い」など、気に入ったポイントを具体的に言語化してスクリーンショットと一緒に記録しておくと、後でデザイナーとイメージを共有する際に非常に役立ちます。参考サイトの収集は、ホームページデザインの決め方でイメージを具体化するために不可欠です。
ステップ3:サイトの骨格となるワイヤーフレームを作成する
デザインのイメージが固まってきたら、いきなりビジュアルデザインに入るのではなく、まずサイトの「設計図」となるワイヤーフレームを作成します。
ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトやコンテンツの配置、要素の優先順位などを定めた、モノクロのシンプルな構成図です。この段階では色や装飾といったビジュアル要素は含めず、純粋に「どこに」「何を」配置するかという情報設計に集中します。
【ワイヤーフレームを作成する目的】
▼関係者間の認識合わせ: ページの全体像やコンテンツの流れについて、関係者全員が同じ認識を持つことができます。
▼情報設計の最適化: ユーザーにとって必要な情報が適切な場所に配置されているか、
目的のページにスムーズにたどり着けるか(導線設計)を客観的に検証できます。
▼手戻りの防止: デザイン制作が進んでから「この要素が足りない」「配置を変えたい」となると大きな手戻りが発生しますが、ワイヤーフレームの段階でFIXさせることで、効率的にプロジェクトを進められます。
手書きのラフスケッチから始めることもできますし、FigmaやAdobe XDといった専門ツールを使えば、より精度の高いワイヤーフレームを作成可能です。必ず、スマートフォンで見たときに最適化されている「レスポンシブデザイン」を前提としましょう。
ステップ4:キーカラーとフォントを決定する
ワイヤーフレームで骨格が決まったら、次にサイトに「個性」と「表情」を与えるキーカラーとフォントを決定します。これらは、ステップ1で定めたトンマナを具現化する重要な要素です。
【キーカラーの決め方】
色はユーザーの心理に大きく影響を与えます。ブランドイメージに合った色を戦略的に選びましょう。一般的には、以下の3つの役割で色を構成します。
▼メインカラー(70%): サイトのベースとなる最も面積の大きい色。ブランドイメージを象徴します。
▼ベースカラー(25%): メインカラーを引き立て、コンテンツの可読性を高める色。白や薄いグレーなどが一般的です。
▼アクセントカラー(5%): ユーザーの注意を引きたいボタンやリンクなどに使用する、鮮やかで目立つ色。
例えば、「信頼感」を表す青をメインカラーに、可読性の高い白をベースカラーに、そしてクリックを促すボタンに鮮やかなオレンジをアクセントカラーとして使用する、といった組み合わせが考えられます。
【フォントの決め方】
フォントもサイトの印象を大きく左右します。選ぶ際のポイントは「可読性」と「世界観」です。
▼明朝体: 伝統的、高級感、女性的な印象を与えます。
▼ゴシック体: モダン、信頼感、力強い印象を与えます。可読性が高いため、Webサイトの本文ではゴシック体が使われることが一般的です。
企業のブランドイメージに合わせて選びつつ、長文でもユーザーが疲れないか、様々なデバイスで見やすいか、という視点を忘れないようにしましょう。「Noto Sans JP」のような、どの環境でも美しく表示されるWebフォントを利用するのがおすすめです。
ステップ5:写真やイラストなどのビジュアル素材を選定・準備する
最後に、サイトのクオリティを決定づける写真やイラストなどのビジュアル素材を選定・準備します。文章だけでは伝わりにくい情報や雰囲気を、ビジュアルは瞬時に伝える力を持っています。
【素材の準備方法】
▼ストックフォトサービスを利用する
・メリット: 低コストで手軽に高品質な画像を入手できます。
・デメリット: 他社サイトと画像が被ってしまう可能性があり、オリジナリティが出しにくいです。
▼オリジナルで撮影・制作する
・メリット: 他にはない完全なオリジナル素材で、企業の独自性やリアルな雰囲気を伝えられます。特に、社員の働く様子やオフィスの写真は、信頼性や親近感を高めるのに非常に効果的です(E-E-A-Tの観点からも重要です)。
・デメリット: カメラマンやイラストレーターへの依頼コストと時間がかかります。
どちらの方法を選ぶにせよ、必ずトンマナに合った素材を選ぶことが重要です。また、ストックフォトを利用する際は、ライセンス(利用規約)を必ず確認し、著作権を侵害しないように注意しましょう。これらの素材が揃って、ようやくホームページデザインが完成に近づきます。
ホームページデザインの質を格段に上げるヒントと注意点

基本的な決め方のステップに加え、いくつかのヒントや注意点を押さえることで、デザインの質をさらに高めることができます。ここでは、競合と差をつけるためのプロの視点を紹介します。
ヒント:最新のデザイントレンドを意識する(2025年版)
Webデザインの世界は常に進化しています。最新のトレンドを取り入れることで、サイトが現代的で先進的な印象を与え、ユーザーの関心を引くことができます。ただし、何でもかんでも流行を追うのではなく、自社のブランドイメージや目的に合っているかを吟味することが重要です。トレンドを取り入れたホームページデザインの決め方で、競合との差別化を図りましょう。
【2025年の注目デザイントレンド例】
▼3Dグラフィックとインタラクション: 没入感のある体験を提供し、製品やサービスを魅力的に見せることができます。
▼グラスモーフィズム: すりガラスのような透明感とぼかし効果を使った、洗練されたデザイン手法です。
▼動画コンテンツの活用: ファーストビューに動画を配置することで、短時間で多くの情報を伝え、ユーザーの心を掴みます。
▼大胆なタイポグラフィ: メッセージ性の強いフォントを大きく配置し、視覚的なインパクトを与えます。
これらのトレンドを部分的にでも取り入れることで、デザインの質を向上させることができます。
注意点:スマートフォンでの見え方を必ず考慮する
現代では、ホームページへのアクセスの大半がスマートフォンからです。そのため、PCでの見え方だけを考えてデザインを進めるのは非常に危険です。必ず、スマートフォンで見たときに最適化されている「レスポンシブデザイン」を前提としましょう。
▼文字の大きさや行間はスマホで読みやすいか
▼ボタンやリンクは指でタップしやすい大きさか
▼PCでは表示している情報を、スマホでは優先度を考慮して非表示にするか
デザインの確認は、常にPCとスマートフォンの両方の画面で行う癖をつけましょう。むしろ、スマートフォンでの見え方を優先して考える「モバイルファースト」というアプローチが現在の主流です。
ヒント:デザイン制作はプロに相談するのも有効な手段
ここまでホームページデザインの決め方を解説してきましたが、戦略設計からデザインの細部に至るまで、すべてを自社で行うには専門的な知識と多くの時間が必要です。もしリソースに限りがあったり、より高いクオリティを求めるのであれば、Web制作会社というプロに相談するのも非常に有効な手段です。
【プロに依頼するメリット】
▼客観的・戦略的な視点での提案: 専門家が市場や競合を分析し、ビジネス目標達成のための最適なデザインを提案してくれます。
▼高品質なデザイン: デザイントレンドやUXに関する深い知見を活かし、見た目と使いやすさを両立したデザインを実現できます。
▼プロジェクト管理と工数削減: 複雑な制作進行を管理し、社内担当者の負担を大幅に軽減できます。なお、制作費用については「ホームページ制作の費用相場を徹底解説」で詳しく紹介していますので、予算検討の参考にしてください。
良い制作会社は、単に言われたものを作るだけでなく、企業のビジネスパートナーとして成功まで伴走してくれます。実績やコミュニケーションの質などを見極め、信頼できるパートナーを見つけることが成功の鍵です。
ホームページのデザインの決め方に悩んでいる方も多いですが、重要なのは見た目だけでなく戦略的な視点です。まず「目的・目標」「ターゲット」「自社の強み」を明確にし、その上で「トンマナ」「参考サイト」「ワイヤーフレーム」「カラー・フォント」「ビジュアル素材」という5つのステップで進めるのが失敗しない決め方です。この記事で解説したホームページデザインの決め方を参考に、ビジネスを成功に導くサイトを制作してください。
【参考】
SANKOU! – 日本国内のクオリティの高いサイト集
Awwwards – 世界中のクリエイティブなサイトアワード
Figma – ワイヤーフレーム・デザイン作成ツール
Adobe XD – プロトタイプ作成ツール
【関連記事】
WEB制作会社の選び方失敗しない7つの重要ポイント
ホームページ制作の費用相場を徹底解説
ホームページ制作期間の目安とスケジュール